ベトナム人技能実習生が日本で希望する職種は多岐にわたります。
中でも、実際にベトナム人に人気のある日本の業種はどの分野でしょうか？
今回、ベトナム人技能実習生に人気のある職業１０選をご紹介します。
製造業
鋳造（金属を溶かして型に流し込む）鍛造（金属を熱して叩いて成形）鉄工（鉄を加工して機械や建築部材を作る）プラスチック成形（プラスチック製品の製造）塗装（車や建物の塗装作業）電子機器組立て（家電や機械の部品を組み立てる）食品加工（パン・菓子・惣菜などの製造）
自動車部品や電子機器の組立、食品加工など、多様な製造業務が含まれます。未経験から始めやすく、専門的な技術を習得できる点が魅力です。
メリットとして、専門性の高いスキルを学び、スキルアップの機会が得られます。
技術を学びやすく、ベトナムでも活かせる仕事が多い。
建設業
とび工（足場の組立・解体）型枠施工（コンクリートの枠を作る）鉄筋施工（建物の骨組みとなる鉄筋を組む）左官（壁や床を仕上げる）配管（水道・ガスなどの配管作業）屋根ふき（建物の屋根工事）
建築現場での作業やインフラ整備など、体力を活かした仕事が多く、人手不足の業界であるため、需要が高いです。
利点:として採用需要が高く、給与は他の業界よりも良い場合が多い。
日本の建設技術は高い評価があり、経験を積めば帰国後も仕事が見つかりやすい。
農業
耕種農業（野菜・果物・花の栽培）畜産農業（牛・豚・鶏の飼育）
野菜や果物の栽培、収穫などの農作業。農業技術の習得や自然環境での作業を希望する実習生に人気があります。
メリットとして、仕事が安定しており、高い初期スキルを必要としないため、勤勉な人に適しています。
日本の最新技術を学べる。ベトナムの水産業に活かせる。
漁業
漁船漁業（魚の漁獲）養殖業（魚・貝・エビの養殖）
水産物の養殖や漁獲、加工など。海に囲まれた日本ならではの経験を求める実習生に支持されています。
日本の最新技術を学べる。ベトナムの水産業に活かせる。
介護
食事・入浴・排せつ介助・レクリエーションのサポート・リハビリ補助
高齢者の介護や支援業務。日本語能力やコミュニケーションスキルが求められますが、人の役に立ちたいという志向の実習生に人気です。
ベトナムでも介護需要が増えており、将来性が高い。
宿泊業・飲食サービス業
客室清掃、フロント業務、レストランでの接客
ホテルやレストランでの接客、調理補助など。サービス業に興味を持つ実習生に選ばれています。
日本の「おもてなし」文化を学び、ベトナムの観光業に活かせる。
縫製業
縫製（衣服の裁断・縫製・仕上げ）染色（布の染め作業）ニット製造（セーターなどの編み物製造）
衣料品の製造や縫製作業。手先の器用さを活かしたい実習生に適しています。
手に職をつけられ、帰国後に自営業を始められる！
食品製造業
パン製造、菓子製造、惣菜加工
パンやお菓子、加工食品の製造。衛生管理や品質管理の技術を学べる点が魅力です。
利点として、仕事が安定しており、複雑な初期スキルは必要ありません。
日本の衛生管理や品質管理を学べる。
自動車整備
エンジン・ブレーキの点検・整備タイヤ交換・オイル交換車両の診断・修理
自動車の点検や修理。機械に興味がある実習生に人気！
ベトナムでは自動車整備士の需要が高く、帰国後の就職に有利。
ITエンジニア
ソフトウェア開発、システム管理、ネットワーク関連
ソフトウェア開発やシステム管理。ベトナム政府がIT人材の育成を推進しており、専門知識を持つ実習生に需要があります。
メリットとして、専門スキルを多く学べ、給与も安定。
これらの職種は、ベトナム人技能実習生にとって日本での経験や技術習得の観点から魅力的とされています。選択の際には、自身の興味や適性、将来のキャリアプランを考慮しているようです。
